英語をマスターするには良い教材ではなく、モチベーションが全て?
本日次のような記事をEdsurgeで読みました。
Edtech and the (Persisting) Motivation Gap
この記事は、Khan AcademyがSATのコースを無料で提供し始めたことを受けて書かれています。
この記事では下記のようなことが主張されています。
無料で良いコンテンツを提供するのはいいことではあるが、それだけでは富裕層と貧困層間の学力差は埋まらない。なぜなら、問題は良いコンテンツ(学習教材)を提供できていないということではなく、良いコンテンツを提供するモチベーションの高い生徒が足りないからだ。そして、Magoosh(この記事のライターの所属する教育系スタートアップ)の運営の中でわかったことは、ほとんどの人はモチベーションは個人個人が湧き上がらせるものだと考えているが、それは常に正しいわけじゃない。優秀な先生であれば、体験を通して生徒のモチベーションを喚起することが出来る。
問題は、ほとんどの人のモチベーションが足りてない状態であり、何らかの形で努力とその先にある未来をわかりやすくつなげてあげないとその状況は変わらない。
EdTechにはパラダイムシフトが必要で、現在のように単に良いコンテンツを作ることだけするのではなくて、未来とその提供するサービスがどうつながるのかを見せてあげなければならない。モチベーションこそが全てなのだ。
要約すると、教材よりもモチベーションが大事で、そのモチベーションはそれがどんな未来につながるか明確に存在出来て始めて生まれる。
ということですね。
個人的にこれを読んでリンガルボックスも、例えば先生が生徒のモチベーションをもっと高められるような教育を行うことや、サービス自体も生徒側で実現したい未来につながることが実感出来るものにしていこう、ということを考えてます。
このブログでも以前に小さく具体的な目標を持つことが大事ということや、英語が出来るようになったら出来ることを思い描こうということを書いていますが、やはりそこが重要なのだなと思った次第です。
参考記事: これから英語を始めようとする人に知ってほしい8つのポイント
英語学習中の方で「英語話せたらいいなぁ」という漠然とした思いで、英語を学習されている場合は、そこから更に進んで具体的な目標にしていくとモチベーションがアップして向上が早くなるかと思います。