英語を仕事で使う人なら導入必須な英文法チェックサービス「Grammarly」

こんにちは、リンガルボックスの手島(@atsuhio)です。
さて、僕は定期的にBufferというスタートアップのブログをチェックしているのですが、その中で以前にBuffer社内で利用しているツールを紹介する記事がありました。
The Marketer’s Toolbox: The 60 Marketing Tools We Use at Buffer
この記事の中で取り上げられていたGrammarlyというアプリを使ってみたら、これがものすごく良く、すぐにプレミアムプランに申し込んだという経緯があります。
そんなわけで、このサービスは英語を仕事で使っている人なら必須に近いサービスかと思っているので本日は詳しく紹介していきます。

Grammarlyとは

Grammarlyは2017年5月時点で690万人ものユーザーから利用されている英文法チェックアプリです。2008年にウクライナで開発の始まったサービスで、これまでは投資などは受けずに運営されていたのですが、今年5月には1億1000万ドル(約120億円)という多額の投資を受け、今後どんどん精度も機能も向上することが期待できるサービスです。
個人的に気に入っている点は以下の2点です。
・いちいちGrammarlyのアプリを開くことが必要なく、テキストボックスにテキストを打っていると、自動的にGrammarlyが間違いを指摘してくれる。
・明確な文法の間違いだけでなくて、英語としてベターな方法まで指摘してくれる。(例えば受動態を使うのは良くないよ。など)
・ビジネスメールや、カジュアルな会話、などコンテキストに併せて、文法チェックを変えられる。

実際の使い方

GrammarlyはChromeのプラグインやMac、Windows向けのアプリがあり、それをインストールするとボタン一つで簡単にアプリへと移動することが出来ます。
こちらは実際のトップページです。

このように、文章の校正を行ったドキュメントはアプリ上に保存されていきます。
僕の場合は、例えば先生を採用する時にライティングテストをするのですが、文法の誤りがどの程度あるのかのチェックをしたり、新任の先生のプロフィールをチェックするのに利用しています。
また講師向けのドキュメントについても、文法などが誤っていると信頼を失ってしまう懸念があるため文法に誤りがないか、トーンは大丈夫かなどチェックしています。
また、最も活用しているのがメールでの文法チェックです。リンガルボックスの場合、現状大半の生徒が日本国外からなので、自然とコミュニケーションも英語を使うか、英語を現地の言葉に自動翻訳することが多いです。(Googleは英語をベースとしていて、日本語から他国の言葉だと正確性が下がるため)

例えば上記の画像は、日本語訳の部分を英語に訳していったものなのですが、例えばデフォルトの設定だと”I’m”と書いても問題ないのですが、ビジネス用の文章だとI amにすべきだと直されました。
このように普段意識しない部分も指摘してくれるのが良い点です。また右下にスコアが表示されていてこれをクリックすると下記のように表示されます。

メインの機能ではないのですが、親切な機能ですよね。

料金はどうなってるの?


Grammarlyは無料で使い始めることが出来ます。無料の場合でも上に書いたようなコンテクスト別での文法修正などは出来るのですが、一部の誤りや提案についてはプレミアムだけでしか提案されないなどど制限があります。料金ですが有料版は年間で140ドル程度です。
個人的には、海外企業とやり取りする機会のある方など仕事で英語を使うような方であれば、有料版を使う価値は十分あるかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?基本的には無料で使えるサービスなので興味のある方は是非試して頂ければと思います。
Grammarly


Author
オンライン英会話のリンガルボックス運営者。