無料でネイティブと言語交換(ランゲージエクスチェンジ)が出来るサービス17選

こんにちは、リンガルボックスの手島(@atsuhio)です。
今回の記事では無料で利用できる言語交換サイトを紹介していきます。個人的な経験でも、以前にこうした言語交換サイトを通じてイタリアやロシアの方とやり取りをしたことがあります。その時はまだ英会話が苦手だったこともあり、文字でのチャットをメインにしていたのですが、”:)”みたいな顔文字に慣れり、”OMG”や”ASAP”などのような短縮形の言い方に慣れることが出来たりして勉強になった記憶があります。
言語交換の難点でいうと、せっかくつながってもスケジュールを合わせたりするのが大変だったりで会話が”Hello”で止まってしまうというのがあります。僕の場合はこれが原因で面倒になってしまいました。そのため1人だけでなくて、異なる国の人数人とつながるのをオススメします。

1. Tandem


Tandemはベルリン拠点の企業によるサービスです。Webサイトだけでなく、iPhoneやAndroid用のアプリもあり、またデザインもいい感じなので最近人気が出ています。サイト内の情報では200万人以上のメンバーが登録しているそうです。またTandemでは、無料の言語交換だけでなく英会話講師からのレッスンも提供しています。

2. HelloTalk


HelloTalkはアプリがメインの言語交換サイトです。老舗のサービスで現時点で700万人以上のユーザーが登録しています。
例えば、こちらはスペイン語ネイティブで日本語を学習している人を検索した様子です。

 

3. iTalki


iTalkiは中国の企業のサービスです。ネイティブ講師による有料のレッスンをメインに提供しているのですが、言語交換サービスも利用することが出来ます。上の写真は、試しに日本語を学んでいるユーザーを検索した様子です。
中国のサービスだけに、ユーザーも中国の方が多く英語だけでなくて中国語を勉強している方にも良さそうです。

4. Lingbe


lingbeはWebサイトがあるのですが、基本的にはアプリのみを利用して言語交換を行うサービスです。lingbeが他のサイトよりユニークなのは、クレジットが存在することです。このクレジットを利用して例えば50ポイントだったら15分間ネイティブと学習中の言語を話すことが出来ます。このクレジットは購入することも出来るのですが、日本語を学んでいる人と話すことでも貯めることが出来ます。言語交換で一番面倒なポイントがパートナーを探すことと、時間を合わせることなのですがそこが解決されていると言えます。ただこちらからパートナーを探したりは出来ず完全に自動マッチングされるので、とにかく話すのに慣れたいという場合に良さそうです。

5. Speaky


SpeakyもスマートフォンアプリとWebサイト両方で利用できる言語交換サイトです。全体のユーザー数は確認出来ないのですが、僕が見た際にはオンラインのユーザーが4000人以上居てアクティブなサービスと言えそうです。以下の写真はスペイン語ネイティブで日本語を探している人たちを探した様子です。

6. Open Language Exchange


現時点で4万人以上のユーザーが登録しているサービスです。英語ネイティブで日本語学習中のユーザーを検索したところ790人が該当しました。

7. Inter Pals


ちょっとサイトが前時代的なのですが、400万人以上のユーザーを抱える老舗のサイトで信頼がおけます。毎日数千人のユーザーが登録しているようなので、アクティブなユーザーが多そうです。実際に僕が確認した時には2600人もの人がオンラインでした。
こちらはページ内のユーザー一覧の様子です。

8. Conversation Exchange


Conversation ExchnageもInter Pals同様見た目はいけてないのですが老舗のサイトです。特徴としては文字ベースで言語交換がしたいのか、音声ベースでしたいのか選んで絞りこめる点があります。まだ英会話が初心者であれば文字ベースで絞込をかけるのが良いかと思います。

9. WeSpeak


WeSpeakはウェブサイト、iOSアプリ、Androidアプリを提供していてやり取りがSkypeなど使わなくても簡単に可能なサービスです。こちらもTandemやiTalkiなどと同様言語交換だけでなく、英語講師によるレッスンも提供しています。サイト上に登録人数など記述ないのですがDow Jonesと提携してビジネス英会話のレッスンを提供していたりときちんとサイトを運営している印象です。

10. Easy Language Exchange


現時点で7万人以上のユーザーが登録しているランゲージエクスチェンジサービスです。サイトのデザインなど力を入れいてるためこれから更にユーザーが増えていくかもしれません。

11. Language For Exchange


Language For Exchangeは10万人以上の登録ユーザーのいる言語交換サイトです。有名なメディアにも取り上げられていて信頼がおけます。ユーザー検索が充実していて、国や年齢、性別などで絞込ができます。

12. Lang-8


Lang-8はHiNativeも運営する日本企業Lang-8の運営するサービスです。基本的にはライティングの相互添削サービスなのですが、他のユーザーと友人になりメッセージを送ることが出来るのでここでSkypeアカウントなど交換すれば言語交換のパートナーを見つけることができます。特徴としてはライティングというちょっとハードルが高めのことを既にしているユーザーのコミュニティなので、より真剣に語学学習している人が多いということです。僕も以前にLang-8から何人かの人と繋がったことがあり個人的にもオススメのサービスです。ライティングの相互添削でもこのサービスが一番有名なので是非使ってみてください。

13. Meetup.com


Meetupは言語交換が主要目的ではなく、例えば英語鑑賞だったりアウトドアだったりと、様々な共通の趣味を持つ人達が集まりミートアップを行うためのサービスです。その中で言語交換というのがあります。Meetupも言語交換に特化したページを作っていて力を入れています。
僕自身、東京に住んでいた頃に言語交換のミートアップに参加したことがあり、何人かとFacebookで繋がることができました。実際に会えるのでオンライン上だけで見つけるよりもいいかもしれません。ページを見ても東京のグループがトップ3を占めていて以前以上に盛り上がっているようです。

14. How do you do?


How do you do?は35万人以上のユーザーを抱える言語交換サイトです。アプリは無いのですが、サイト内で文字、音声チャットが簡単に行うことが出来ます。
例えば、こちらはオンラインのユーザーを検索した様子です。
現状まだ評価などで絞込を掛けたりは出来ないのですが、言語のレベルや良い評価の人は分かりやすいかと思います。

15. Babel Village


Babel Villageは言語交換の相手を見つけるだけでなくて、一緒の言語を勉強している人と繋がることも出来るサービスです。まだ15000人程度とユーザー数は少ないのでこれからという印象のサービスです。

16. Papora


Paporaは2009年に始まったサイトで、スペイン語と英語でサービスを提供しているのでこの2つの言語で言語交換相手を探すのに良さそうです。以下はユーザー検索画面の画像です。
 

17. Language Share


こちらはサイト上に登録人数などデータがなかったのですがAndroid用のアプリもある言語交換サイトです。以下は検索画面の画像です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。ランゲージエクスチェンジの場合は相手も一般の人で先生ではないのでどちらかというと会話に慣れることが目的となります。また最初に述べたとおり時間をあわせるのが大変だったりするので、今回紹介したようなサイトをいくつか利用して5-10人ぐらいの人と繋がるのが良いのではないかと思います。17個紹介したのですが、まずは登録人数が多いInterpalsやTandem、HelloTalkを利用して、後は中国語を学んでいるのならiTalkiを利用するなどするのが一番効率良く探せるかと思います。また東京など大都市に住む方でしたらMeetup.comなど活用するのが良いかと思います。


Author
オンライン英会話のリンガルボックス運営者。